2010年、K&H 代表の原 久 氏から 新しい画期的なムーブメントを本格的に開発するという相談を受け、SPQRの新商品として取り組みたいという志が生まれました。 ゼロスタートであったので 早速、機械式ウオッチの設計者やウオッチ技術屋、品質管理屋、部品製造者など、今までの人脈から辿り着いて一緒に取り組みました。 スタートしたもののハードルは大変高く、基本設計段階から苦難の連続でした。 部品の製造が出来ても部品同士の組合せなどなかなかうまくいかず、あっという間に数年間を費やしていました。 SPQRとしても、「手巻式棒型ムーブメント」 の商品化を念頭に、外装やデザインも SPQRオリジナルとして 世に発表したいということでムーブメントと並行し 半歩ずつながらも前に進めました。 苦節九年、2019年、漸く形となりました。 商品名は 「SPQR ichimonnji (一文字)」 文字通りその姿、形、デザインから命名しました。
「SPQR ichimonji」 はウォッチというよりも、他人に自慢したい アクセサリー的な小道具 といえます。
首から掛けてネックレスとして、カバンのハンドルに結んでファッションアクセントとして、机上に置いて卓上クロックとして など等 使い方も多様にお楽しみ戴けます。
SPQR としても 2020年は20周年アニバーサリー の節目を迎えます。 エポックメイキングに相応しい商品化は SPQRの誇り です。
【商品コンセプト】
①世の中に存在しないサイズと構造の機械式ムーブメント開発
②時間を読むのではなく、フェミニンで時計と思わせないネックレスのアクセサリー感覚
③繊細なムーブメントを守る頑丈なプロテクト構造の外装素材
*納期につきましては受注後、およそ2週間後となる予定ですので予めご承知おき願います。
①国内の時計開発ユニット 「K&H」 が 極小サイズで直列形状の手巻機械式ムーブメントを 9年間の歳月をかけ開発
②手巻式棒型ムーブメントは丈夫な透明ポリカ-ボ材のパイプに嵌め込まれどの方向からでもその 「美しいフォルム」
③筒ケースの底部には 「SPQR JAPAN」 深彫エッジング と ピンクダイヤモンド 埋め込みドーナツ形状プレート
④文字盤には赤とシルバーのコンビネーションの3本針と心臓部のてんぷの 1秒間に6振動の動きを視覚で
⑤筒ケースの頭部には粗いロレットを刻んだケースと同じ径の特大サイズの龍頭でゼンマイ巻上げと針回し
⑥ソメスサドル社と共同開発した高級感あふれる 「SOMESレザーストラップ × 頑丈フック
【開発の歴史】
2010年 構想発表
2012年 試作第1号完成
2015年 図面完成 試作2号機 完成
2017年 試作代3号機 完成 / SOMESと共同開発のストラップ完成
2018年 試作代4号機 完成 / 最終図面完成
2019年 プロトモデル完成
【時計開発ユニット K&H ポリシー】
時計デザイナー 原 久 / 時計師 小堀 康広
①大手の時計メーカーが絶対に手がけない未開ジャンルの時計を開発する
②独自のセンスとアイデアと技術をフル発揮して時間をかけて創り上げる
③数量と販路は追わず、価値を認めてくれるお客様、取り扱い業者のみに開放する
ケース材質:ポリカーボ材パイプ+SS+サファイア 防水性:日常生活防水 時間精度:日差±約60秒 ケース外径:φ約18mm×約46mm 文字盤:アラビア金属貼り付け 重量:20g ムーブメント:7.2mm×4.3mm×31mm 手巻機械式 革ストラップ(約90cm):SOMES×SPQRオリジナル+SSスジメ仕上バックル 革色:グリーン / ブラック / キャメル 原産国:日本