2008年2月初旬、長野県川上村に(犬の)里帰りをされた折、突然の 藤原氏からコスタンテへの電話 ・・・・・ それがスタートとなりました。 沢山 のやりとりを経て 「藤原和博プロデュース第1弾 japan」 が 誕生しました。 およそ1年がかりの準備期間を要し、2009年3月にゴールドモデル25本、シルバーモデル25本が発売となりました。 お陰様で殆ど 予約で完売 に近い状態で、発売時には販売できる商品は数本のみという、想像を超えた結果となりました。 詳細は、藤原 和博著 「つなげる力」 文芸春秋 ・第7章 「偶然をつなげる」(P216~P245)に記載。 こうして 「藤原和博プロデュース japan 」は シリーズ化 され、第2弾以降、ほぼ 毎年に 新プロジェク トを実現して、2018年4月発売の第10弾 「arita400-j」に至っています。
藤原 和博プロデュース第10弾 として日本の磁器誕生から400年を超えた有田焼を文字盤とりゅうずに搭載しました。 今回も約200年の伝統を誇る 名門窯元「しん窯 」と 佐賀県窯業技術センター の全面バックアックを得ることが出来ました。
有田焼は 1枚づつ手作り ですので釉薬の付き方により平滑度やボツなどが異なり、その表情はオンリーワンのテイストが味わえます。
藤原 和博プロデュース第11弾の名称が 藤原プロデューサーより 「arita-reiwa 」 と正式命名されました。
命名に関する藤原プロデューサーの原文は次のとおりです。
「 arita-reiwa 」
日本の職人の技術の結晶として生まれた藤原和博プロデュースによるオリジナル腕時計「japan」「arita」シリーズが10周年記念として放つ第11弾モデルは、令和元年にふさわしい有田焼400年の技術の結晶です。
「赤ちゃんの白眼の色」に近い青みがかった白磁を華麗に湾曲させた文字盤に、裏蓋の勝ち色(ジャパンカラー)の漆部分に家紋やマークが入れられるよう工夫しました。
新春に梅の花が咲くように、華麗さと品格を極めた「arita-reiwa」の誕生です。
当該品はプロトタイプの特別制作品で有田焼のスモセコ目盛りを取り除いた究極シンプルを追求した仕様です。
しん窯とは1830年(天保年間)に 有田皿山、外山で大皿や大鉢など「荒物」を得意とする窯として当時、鍋島藩指導のもとに築かれたといわれています。 今でも工場敷地内の山の斜面に沿って 「黒牟田新窯」 として古窯跡の保存指定を受けています 。目指すのは「後世に残る器」 飽きのこない本物の器 を職人がひとつひとつ命を吹き込むように作りあげ、温もりや親しみが感じられ自然と愛着がわいてきます。 今回のプロジェクトはしん窯の8代目当主である梶原茂弘氏が有田チームのリーダーとして地元の匠を牽引して商品開発を致しました。
裏蓋はjapanシリーズで培った伝統の勝色(濃い藍色)の木曽漆を焼付けたプレートを埋め込み、サファイアガラスでカバーします。
バンドは グレージング仕上げの紺クロコダイルです。 革の劣化を防止すると同時に腕からの落下を防止する為、堅牢で重厚なステンレス材のプッシュ式3つ折れ中留を装備しました。
時計本体は、橋口氏の手による繊細な平行線で描かれた豊穣を意味する稲穂と同じ文様を裏蓋に手描きした白磁つぼ(ボンボニエール)に収納します。 「四百年の刻を超えて」と箱書きされた桐箱に入れてお届けします。
携帯と梱包のイメージ画像
◆商品名:「SPQR arita-reiwa」 ◆商品コード:arita-reiwa pz ◆ケース材質:SS ◆防水性:5気圧防水 ◆風防:ドーム型サファイアガラス+内面無反射コーティング ◆裏蓋:SS+木曽漆+ミラー加飾 ◆リゅうず:青花蛇の目文竜頭(有田焼) ◆文字盤:有田焼白磁 ◆ケース外径:φ37mm ◆厚さ:12mm ◆重量:約85g ◆手首回り:約17cm~約21cm ◆ムーブメント:国産手巻付き自動巻・機械式・小秒針 21石 ◆精度:日差±35秒 21,600振動/時 ◆バンド:国産メーカー製 勝色(濃紺)グレージング仕上クロコダイル×バックル:SS・3つ折れ中留 ◆原産国:日本